【発症から約3年】 60歳代 慢性硬膜下血腫 左片麻痺 改善事例

 

ご利用者さま情報

年齢 60代
性別 男性
疾患 慢性硬膜下血腫
発症からの期間 約3年
症状 左片麻痺
目標 装具を外して歩けるようになりたい

ご利用までの経緯

2021年9月に慢性硬膜下血腫と診断。入院後リハビリに励み自宅退院するも介護保険を利用した通所リハビリを継続。情報雑誌でSSP高松を知り体験リハビリの申し込みをされました。

改善前の状況

プラスティックタイプの短下肢装具とT字杖を使用し歩行動作は自立されていました。自宅内移動は概ね自立していますが、夜間は装具を外しているため夜のトイレ移動のみ車いすを使用しています。夜間も含め装具を外したまま安定して歩けるようになりたいとお話いただきました。

リハビリ内容

筋力訓練、バランス訓練、歩行訓練

リハビリの効果

立位や歩行時など非麻痺側(右側)への重心が傾いている状態でした。また、歩行時は麻痺側下肢の分回し歩行が認められており、左足の振りだしの際はさらに非麻痺側に重心が傾いている状態でした。体重移動の練習や麻痺側下肢などの使い方を学習することで、麻痺側(左側)への重心移動が拡大し歩幅の改善が認められました。また、分回しや非麻痺側への重心移動も軽減しより安定性が向上しました。

担当スタッフからのコメント

装具を外して歩けるためにはいくつかの条件があります。足首を曲げてつま先を上げられることやつま先で体重を支えられるなど足首周辺の機能向上などが必要です。初めにお会いした際はとにかく非麻痺側への重心偏移が大きい印象でした。足首の機能向上をさせるためには、まず装具を装着した状態で麻痺側に体重をかけられることも段階的に必要だと考えました。120分の施術後は麻痺側への重心移動もスムーズになり適切な体重をかけていけることで、足首の機能も向上しやすくなります。また、お困りの際はお気軽にご相談いただければと思います。

住所:香川県高松市桜町2丁目15-46 チェリータウン101
電話:087-802-1290
脳梗塞リハビリSSP高松
理学療法士 井上