【発症から約5年】50歳代 左脳出血 右片麻痺 改善事例

ご利用者さま情報

年齢 50代
性別 男性
疾患 左脳出血
発症からの期間 約5年
症状 右片麻痺
目標 復職のため歩行距離の延長

ご利用までの経緯

2018年8月に脳出血発症、半年以上にわたる入院生活でリハビリに励み一時は自宅退院になりました。しかし退院後はすぐに復職することができず就労支援センターに入所。復職に向けた訓練を1年以上実施してきました。その後も復職に向けて通いでのリハビリを継続するも歩行中の右足の痛みが出現するようになってきました。知人よりSSP高松の事を聞き体験を受けることになりました。

体験時の状況

短下肢装具、T字杖を使用し屋外歩行自立していました。しかし、麻痺側下肢が接地した際、外側部の接地が著しく足底全面の接地が行えていない状況でした。右足関節は背屈制限が強く、安静時でも常時底屈位となっており、装具装着しても装具内で踵が接地していませんでした。そのため歩行距離が延長するにつれて足関節や足底、ふくらはぎなどに痛みが出現していました。

リハビリ内容

関節可動域訓練、筋力訓練、歩行訓練、装具装着指導

リハビリの効果

足部全体の柔軟性の改善、装具内に踵の補高を行うことで足底の接地が可能となりました。また、装具の装着指導により歩行中の足関節の内反が軽減され安定した接地が見受けられました。

担当スタッフからのコメント

ご自身のお身体や訓練内容についてなど話し合いの場面も多く濃いリハビリとなっていいます。移動手段は歩行が必須であるものの、痛みにより歩行距離が狭まることで就職活動の企業も選択肢が少なくなります。歩行距離をしっかり伸ばすことで移動範囲を拡大し職場まで歩いて行けるお手伝いができたらと思います。実践的に屋外歩行訓練も行っている中で痛みの軽減も見られているためこの調子でどんどん距離を伸ばしていきましょう!

住所:香川県高松市桜町2丁目15-46 チェリータウン101
電話:087-802-1290
脳梗塞リハビリSSP高松
理学療法士 井上