サポートなく自分一人で歩きたい

こんにちは!
脳梗塞リハビリSSP高松の井上です。
先日リハビリの枠でご利用者様とレオマワールドに行ってきました!

事の発端は、あるご利用者様との会話で友達とユニバに行きたいという話がありました。
「ユニバいいね!」となりましたが、まずはレオマで練習ということでレオマに行ってまいりました!
今回は実際にレオマに挑戦したあとの心境などインタビューさせていただきましたのでご報告させていただきます。


~infomation~

女性/20代  疾患:脳挫傷  症状:四肢麻痺  発症からの経過時間:約6年

目標:日常生活を普通に過ごせるようになりたい


「先日、外出リハビリでレオマワールドに行きましたが、行くと決まった時はどうでしたか?」
乗りたいもの・乗れそうなものを相談している時はワクワクしていました。ただ、本当に乗り物に乗ることができるのか?という不安な気持ちもありました。

「実際に行ってみてどうでしたか?」
平日の人の少ない時に行きました。乗り物に乗る時に、スタッフの方が私が乗っても安全かどうか判断をするのに時間を要していました。許可のでない乗り物もありましたが許可がでた乗り物にはサポートをしてもらいながら乗りました。乗り込むにも時間がかかり他のお客さんを待たせてしまいました。申し訳ない気持ちもありましたが、久しぶりの外出で気分転換にもなり、とても楽しかったです。今回レオマに行き、課題もいくつか発見しました。これからもリハビリを続けながら、今の自分にできる事にどんどん挑戦していきたいと思いました。

「SSP高松でのリハビリについて感想をお聞かせください。」
現在、SSP以外でもリハビリに通ったり、自主練習を頑張っています。SSPでのリハビリは身体の動かし方や力を入れる箇所を丁寧に説明してくれるのでとても分かりやすいです。今まで色々なリハビリに通っていましたが、他では体験したことのないトレーニングにも挑戦させてくれるのでとても良いです。また、外での歩行訓練もあり嬉しいです。以前に比べ、歩ける距離も長くなり速度も速くなっています。少しづつですが確実に良くなってきています。これからもよろしくお願いします。

ご家族さんにもインタビューさせていただきました。
「娘さんの最近の様子を教えていただけますか?」
色々行きたい所やしたい事もあるようですが、周りに迷惑をかけてしまうという気持ちが強く我慢しているところはあると思います。もともと気を遣う性格なので迷惑をかけてまで行きたいとは思っていないようです。事故以来、外出は病院とリハビリに通うのみでした。しかし、SSPの外出リハビリでコンビニに行き店内を歩く練習をしてからは、コンビニと近所のスーパーに家族と一緒に買い物に行くようになりました。歩いている娘の後で、ふらついた時などに対応できるよう見守りながら店内を歩いています。ただ、娘は両手に杖を突いているので欲しいものを手に取ったり会計をすることはできません。今後のトレーニングで杖を使いながらでも、自分の見たいものや欲しい物を手に取ることが出来るようになればいいなと思っています。また、家の中で歩く時も家族が付き添っています。家族が留守の時や手が離せない時は車椅子で移動してもらっています。リハビリを重ね、車椅子を使わなくてもいいようになればいいなと思っています。

いつもSSPでのリハビリや他でのリハビリに加え、自主訓練も懸命にこなす姿はとても立派に思います。その結果、以前出来なかった動作が出来るようになったり、動きが良くなったことで喜びを共有でき私も嬉しく思います。伸び悩んでいる時期もありますが、着実に改善はみられていますのでこれからも一緒に頑張っていきましょう!

 


 

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理学療法士 井上