杖を使わずに歩けられるように…

こんにちは!
脳梗塞リハビリSSP高松の井上です。
今回は2023年10月からご利用されているご利用者様にインタビューさせていただきます。


~infomation~

男性/40代  疾患:左脳出血  症状:右半身麻痺  発症からの経過時間:約5年

目標:杖を使わずに外を歩けられるように


井上「SSP高松でリハビリを始めて半年以上経過しましたがお身体の状態はいかがですか?」
ある日の事でした。その日は仕事が終わり次の日が休みだったため夜更かしをしていました。朝方就寝につきそれ以降は覚えていないんです。気が付いた時には病院のベッドの上で寝ており一ヶ月以上経過していました。。当時の事を同居している母に聞くと、就寝した日のお昼ごろに全然起きてこない私を起こしに部屋に来てく全く反応がなかったため不安に思い救急車を呼んでくれました。そして近くの病院に救急搬送された際に脳出血が判明しました。救急搬送されてから数日後に手術をしたそうです。そこから約一ヶ月ほど意識がない状態が続いていたことを聞かされました。

井上「その後はどのような経過を辿りましたか?」
入院してから意識がない状態でもリハビリを行ってくれていたそうです。意識が戻ってからは一人で立つことや上手く話すことができなくなっていました。太ももまである装具を使ったり、ベッドに張り付けられてベッドごと起き上がる機械で体を起こすリハビリなどを行っていました。入院してから約2ヶ月が経ち、徐々に身体が動くようになってきました。しかし、まだ自力で歩くとこまで回復できなかったため、回復期病院に転院してリハビリを継続することになりました。回復期病院では約半年間、毎日リハビリを行いました。おかげでどんどん回復していく様子を実感しました。退院時には膝下の装具と一本杖を使用することで一人で屋外を歩けるまで回復していました。その後は自宅に帰る予定でしたが、周囲のアドバイスもあり一旦施設入所することになりました。そこでは週に2回ほどのリハビリで、生活場面での身の回りの動作や復職を目指した練習を行いました。約1年半後に退所することが出来ようやく自宅に戻ることができました。

井上「SSP高松を知ったきっかけは何ですか?
自宅に帰った後もリハビリを継続したかったので、通所リハビリを週に1回利用することになりました。しかし、もっとリハビリをしたい気持ちがあり他の場所を色々探していました。そんなる日、通所リハビリ施設の職員さんからSSP高松の事を聞いたのがきっかけでした。自費リハビリは県外にある事は知っており通ってみようとも思っていた時期もあったんです。香川県に出来た事を知り迷わず体験リハビリを申し込みました。

井上「SSP高松に通われたきっかけは何ですか?
保険のリハビリとは違い時間が十分に確保されている事や、その時間内はマンツーマンで対応してくれることはとても魅力に感じました。体験では身体の事や普段のリハビリで疑問に思っていることなど分かりやすく丁寧に教えてくれました。ここなら充実したリハビリが行えると感じたことがきっかけです。

井上「効果はどのように感じておりますか?利用者インタビュー6
通い始めてからは身体の様子が以前より分かるようになりました。麻痺の程度など感じやすくなったことで普段の生活でも身体の使い方を意識するようになりました。意識し注意することで痛みの予防にもつながったと思います。また、硬くなってきた足首も以前より改善したことで、踵を着いて立てれたことは本当に驚きました。

井上「ご自身のお身体や訓練内容についてなど話し合いの場面も多く濃内容のリハビリとなっていると感じております。移動手段は歩行が必須であるものの、痛みにより歩行距離が狭まることで就職活動の企業も選択肢が少なくなります。歩行距離をしっかり伸ばすことで移動範囲を拡大し職場まで歩いて行けるお手伝いができたらと思います。実践的に屋外歩行訓練も行っている中で痛みの軽減も見られているためこの調子でどんどん距離を伸ばしていきましょう!」

 


 

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理学療法士 井上