【発症から10年以上】 70歳代 左脳梗塞 右片麻痺 改善事例
ご利用者さま情報
年齢 | 70代 |
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性別 | 女性 |
疾患 | 左脳梗塞 |
発症からの期間 | 10年以上 |
症状 | 右片麻痺 |
目標 | お箸で食事ができるようになりたい! |
ご利用までの経緯
30代、50代、60代に合計3度の脳梗塞を発症しましたがいずれも自宅退院となりました。現在は介護保険でのリハビリに励んでいますが、だんだんとお箸の使い方がぎこちなくなってきました。担当の介護支援専門員に相談したところSSP高松を紹介され体験リハビリの申し込みをされました。
体験時の状況
お箸の操作では対象物に合わせた箸先の調節が困難であり、食事中は次第にお箸を握りこんでしまうことが多くみられていました。また、対象物のサイズに合わせた箸先の調節が出来ず、同じサイズの物しかつまめていない状況でした。
リハビリ内容
関節可動域訓練、筋力訓練、箸操作の訓練
リハビリの効果
機能訓練により手指の巧緻性の向上がみられました。また、お箸の握り方から操作まで実動作を行いながら反復練習により箸先の調節が出来るようになりました。ご自宅での食事でもつかみ損ねによる食べこぼしも軽減しました。
担当スタッフからのコメント
改善前はお箸を次第に握りこんでしまったりするとの訴えがあり、動画では同じサイズの対象物しかつまめず、対象物に合わせた指先の調節が困難でした。また、左手の筋緊張の亢進や、体幹の崩れも見られていました。マンツーマンでのリハビリに加えて、自宅ではご家族様の協力により食形態など難易度を調整することでお箸操作の練習を実施しやすい環境設定を行うことが出来ました。その結果、対象物に合わせたお箸の調節ができるようになり現在は握りこみも解消されました。お箸操作が向上したことで、フォークでパスタを巻く練習やお札を数える練習などもはじめ、手の作業で出来ることが増え積極的に使用するようになった姿はとても嬉しく思いました。
住所:香川県高松市桜町2丁目15-46 チェリータウン101
電話:087-802-1290
脳梗塞リハビリSSP高松
理学療法士 井上