脳出血後のリハビリ

こんにちは!
脳梗塞リハビリSSP高松です(^^)
現在脳卒中は年間で約3万人近く発症しており深刻な社会問題となっています。脳卒中の中でも脳出血のリハビリについて今回お話していきたいと思います。

【目次】


【脳出血とは】

【脳出血後の主な流れ】

  • ・急性期
  • ・回復期
  • ・慢性期

【脳出血後のリハビリ】

  1. 1.神経学的リハビリ
  2. 2.認知療法
  3. 3.心理的リハビリ
  4. 4.食事療法

【脳梗塞リハビリSSP高松とは】

【まとめ】


【脳出血とは】

脳出血とは、脳内の血管が破裂し、脳内出血を起こすことです。脳出血の症状には、頭痛、めまい、吐き気、言語障害、脱力感などがあります。重度の脳出血の場合、意識障害や麻痺などの障害が残ることがあります。

【脳出血後の主な流れ】

・急性期

急性期は、脳出血後の最初の数週間から数か月までの期間です。この期間は、生命を維持するために集中治療室などでの治療が行われます。脳出血後のリハビリには、身体的な支援や動きの制限を取り除くことが主な目的です。このため、急性期にはリハビリ施設ではなく、病院内のリハビリテーションセンターでリハビリを行います。

・回復期

回復期は、急性期が過ぎて、脳出血の影響が落ち着き、生命が脅かされなくなった時期を指します。この期間には、患者様が自分の力でできることを増やし、機能を回復することが主な目的です。回復期のリハビリは、急性期のリハビリよりも長期間行われることが多く、具体的な目標に合わせて個別にプログラムが組まれます。

・慢性期

慢性期は、回復期が終了しても機能が完全に回復せず、障害が残っている場合を指します。この期間には、障害を補う方法や生活の質を改善することが主な目的となります。

リハビリに必要な期間や方法は個人差があり、医師やリハビリテーションスタッフの指示に従うことが重要です。特に慢性期においては、継続的なリハビリが必要となります。リハビリを受ける場所については、病院や施設だけでなく、在宅で行うこともできます。在宅リハビリは、自宅でリハビリを行いながら、専門のリハビリテーションスタッフが定期的に訪問し指導やサポートを行う形式です。在宅リハビリは、患者様の自立を促すことができるため、回復期や慢性期においては有効な手段の一つとされています。

【脳出血後のリハビリ】

脳出血後のリハビリは、脳の損傷を最小限に抑え、患者様ができるだけ快適に生活できるように支援することを目的としています。リハビリは、病気の重症度、患者の状態、年齢、性別、身体的な障害の程度に応じて個別に設計されます。以下に、脳出血後のリハビリの種類と方法をいくつか説明します。

1.神経学的リハビリ

神経学的リハビリは、脳出血で損傷を受けた部位の機能を回復するためのリハビリです。このリハビリは、理学療法士、作業療法士、言語療法士などの専門家によって行われます。神経学的リハビリには、以下のような方法があります。

・理学療法:脳出血後に脱力症状が残った場合、筋力強化や運動訓練を行います。これにより、筋肉の衰えを防ぎ、運動能力を改善します。

・作業療法:脳出血後に身体の一部に麻痺が残っている場合、日常生活のスキルを回復するためのリハビリです。例えば、食事、着替え、歩行などの日常動作を練習することで、患者様が自立して生活できるようになります。

・言語療法:脳出血後に言語障害が残っている場合、言語療法が行われます。これにより、患者様の会話やコミュニケーション能力を改善し、日常生活でのコミュニケーションに必要な言葉を回復することができます。

2.認知療法

脳出血後の患者様は、認知機能の障害を抱えることがあります。認知療法は、認知機能を改善するためのリハビリで、以下のような方法があります。

・記憶訓練:脳出血後には、短期記憶や長期記憶が損なわれることがあります。このため、記憶力を回復するための訓練を行います。例えば、患者様に数列を覚えさせたり、画像を覚えさせたりすることがあります。

・注意力向上訓練:脳出血後には、注意力が低下することがあります。注意力向上訓練は、患者様の注意力を回復するために行われます。例えば、パズルやクイズなどを解かせることで、注意力を向上させることができます。

3.心理的リハビリ

脳出血後の患者様は、身体的な障害だけでなく、精神的なストレスも抱えることがあります。心理的リハビリは、患者様の心理的な健康を改善するためのリハビリで、以下のような方法があります。

・カウンセリング:脳出血後には、患者様が自信を失ったり、うつ病になったりすることがあります。カウンセリングは、心理的なストレスを軽減するために行われます。カウンセラーは、患者様の不安やストレスに対して対処する方法を教え、自己肯定感を高めることができます。

・グループセラピー:グループセラピーは、同じような状況にある患者様が集まり、お互いに支え合い、相互支援するリハビリです。グループセラピーに参加することで、孤独感や孤立感から解放され、より積極的に生活することができます。

脳出血後のリハビリは、症状や状況に応じて、個別に設計されます。また、リハビリには時間がかかる場合があります。しかし、継続的なリハビリにより、機能回復や生活の質の向上が期待できます。

4.食事療法

脳出血後は、嚥下(えんげ)障害を抱えることがあります。嚥下障害とは、食べ物や水を喉に詰まらせたり、誤嚥(ごえん)してしまったりする症状のことです。食事療法は、嚥下機能を改善するためのリハビリで、喉の筋肉を強化するエクササイズや、食べ物の飲み込み方を指導することがあります。

【脳梗塞リハビリSSP高松とは】

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【まとめ】

脳出血後のリハビリには、様々な方法があります。症状や状況に応じて、個別に設計されます。リハビリには時間がかかる場合がありますが、機能回復や生活の質の向上が期待できます。リハビリには、患者様本人やご家族様、医療スタッフなどが協力して取り組むことが重要です。また、リハビリに取り組む前に、患者様の状態を正確に評価することが必要です。医療スタッフが患者様の状態を評価し、適切なリハビリを設計することが重要です。最後に、脳出血後のリハビリは、身体機能や生活の質を改善するために欠かせないものです。患者様やご家族様は、リハビリに積極的に取り組み、医療スタッフと協力して、患者の回復を支援することが大切です。