高松市で行えるリハビリテーション
こんにちは、脳梗塞リハビリSSP高松 理学療法士の井上です。
最近ではリハビリテーションという言葉が一般的になっております。脳血管疾患や整形疾患などで入院や外来でリハビリテーションを受けられたことがある方も多いと思います。高松市でも病院や施設など様々な場所で受けられることができます。しかし、どこでどのように受けられるかなどは当事者や医療関係者の方以外はあまり知らないという方も多いと思います。今回は脳血管疾患の中でも能祖中についてと高松市で受けられるリハビリテーションを簡単にまとめたものをご紹介していきたいと思います。
目次
・脳卒中とは?
・脳卒中の症状
・脳卒中の原因
・脳卒中の予防
・時期別のリハビリテーションとは
-急性期リハビリテーション
-回復期リハビリテーション
-生活期(維持期)リハビリテーション
・高松市のリハビリテーション
-高松市の急性期リハビリテーション
-高松市の回復期リハビリテーション
-高松市の生活期(維持期)リハビリテーション
・リハビリテーションを行う際の問題点
-入院期限問題
-少子高齢化問題
-リハビリテーションの頻度
・その他のリハビリサービス
・保険外リハビリサービスとは
・脳梗塞リハビリSSP高松とは
・脳梗塞リハビリSSP高松の特徴
脳卒中とは?
脳卒中は、脳内の血管が詰まったり破れたりして、脳に酸素や栄養が届かなくなる状態です。これにより、脳細胞が障害を受け、様々な症状が現れます。脳卒中は大きく分けて、脳梗塞と脳出血、くも膜下出血の3つに分類されます。
脳卒中の症状
脳卒中の症状は、被害を受けた部位や程度によって異なります。一般的な症状には、以下が含まれます。
・片側の手足や顔が麻痺したり、動かしにくくなったりすること
・言葉が理解できなくなったり、話すことが難しくなったりすること
・頭痛、めまい、視覚障害など
様々な症状が現れますが大きく分けると上記の症状が一般的に見られます。
脳卒中の原因
脳卒中の主な原因は、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、運動不足、過体重などの生活習慣病と、家族歴、年齢、性別などの遺伝的要因が絡み合うことがあります。予防のためには、健康な生活習慣の確立が重要です。
脳卒中の予防
脳卒中の予防には、以下のポイントが役立ちます。
・健康な食事:低塩分、低脂肪、野菜や果物を多く摂ること。
・適度な運動:定期的な運動で血圧やコレステロールを管理すること。
・禁煙:喫煙をやめることで脳卒中のリスクが減少します。
・アルコールの適度な摂取:過度な飲酒は避けましょう。
時期別のリハビリテーション
様々な病院などで行われているリハビリテーションですが病態の時期によって受けられる内容や場所が変わってきます。ここでは発症からの流れを簡単にまとめていきたいと思います。
-急性期リハビリテーション
急性期リハビリテーションは発症直後から2週間程度とされております。病態の安定のための療養が優先となる場合が多いですが早期のリハビリテーションも積極的に行われる場合もあり、この時期は廃用症候群などの予防も重要になってきます。
-回復期リハビリテーション
回復期は発症後2週間程度から半年程度とされており、この時期では回復の見込みが高いため集中してリハビリテーションを行う事が重要になってきます。回復期病棟に入院中であれば1~3時間程度のリハビリテーションがほぼ毎日行われることが多いです。脳の回復とリハビリテーションの相乗効果で機能改善や日常生活動作の再獲得が行われる重要なリハビリテーションとなります。
-生活期(維持期)リハビリテーション
発症後約半年以降であり、ほとんどは病院を退院してからの時期の事をさします。生活期リハビリテーションでは一般的に通院しながら行うリハビリテーションや介護保険を利用しながら行う通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションなどがあります。介護保険を利用しながらのリハビリテーションでは週に2~3回の頻度が多く、一回あたりは20~40分ほどのリハビリテーションになります。
高松市のリハビリテーション
ここからは、高松市のリハビリテーションが行える病院や施設などご紹介していきたいと思います。
-高松市の急性期リハビリテーション
高松市立みんなの病院
高松赤十字病院
屋島総合病院
香川県立中央病院
おさか脳神経外科病院
以上が高松市の急性期リハビリテーションが行える病院になります。これらの病院では救急搬送されてから早期にリハビリテーションが開始されます。急性期のリハビリテーションでは機能回復訓練中心に行われるため座る、立つ、歩くなどができるように訓練を行っていきます。一回当たりのリハビリテーションの時間はおおよそ20~40分程度となっています。
-高松市の回復期リハビリテーション
りつりん病院
高松協同病院
屋島総合病院
おさか脳神経外科病院
かがわ総合リハビリテーション病院
以上が高松市の回復期リハビリテーションが行える病院になります。脳卒中の回復期リハビリテーションでは在院日数が最大で150日と決められております。これらの病院では日常生活動作訓練や手段的日常生活動作訓練など退院後を見据えたリハビリテーションが中心となります。1~3時間程度のリハビリテーションが毎日集中的に行われます。
-高松市の生活期(維持期)リハビリテーション
生活期(維持期)のリハビリテーションでは通院外来でのリハビリテーションや介護保険を利用した通所リハビリテーションと訪問リハビリテーションなどがあります。入院中に担当のソーシャルワーカーさんに外来リハビリや介護保険など相談しておくと退院後もスムーズにリハビリを受けられることができます。
リハビリテーションを行う際の問題点
上記のように時期別でそれぞれのリハビリテーションが行われることで社会復帰などを目指して行われております。発症直後から退院後まで充実したリハビリテーションが行われておりますがいくつかの問題点もあります。
-入院期限問題
脳血管疾患は入院期限が180日以内と設定されています。しかし、平均的な入院日数は77.4日となっており3ヶ月も入院していない状況となっております。リハビリテーションを受けたくても満足するまで受けられず退院を余儀なくされるケースも考えられます。
引用「https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/20/dl/heikin.pdf」
-少子高齢化問題
入院日数が短い理由は様々ですが背景の一つとして少子高齢化問題があげられます。少子高齢化により医療費を抑えるため入院日数の短縮につながっていると考えられます。
-リハビリテーションの頻度
退院後、介護保険を利用しながら通所や訪問リハビリテーションを利用することが一般的になっております。これらにより退院後のリハビリテーションを受けられることができ不安を軽減できますが入院中に比べるとリハビリテーションの頻度と時間がかなり少なくなってしまいます。これらも様々な理由がありますが背景の一つとして少子高齢化問題につながってきます。もっとリハビリテーションを受けたくても受けられる方法がないのが現状となっており、「リハビリ難民」という言葉も耳にするようになってきました。
その他のリハビリサービス
これらの内容は社会問題としても深刻となっております。少子高齢化により社会保障費の増加、医療費の削減、入院日数の短縮、リハビリ量の減少など問題は山積みです。また、発症より半年以上経過してしまうと回復が緩やかになるため退院後も集中的なリハビリが必要な方は多くいらっしゃいます。しかし最近では保険外リハビリが全国的にも増加しており県外では一般化されている地域も少なくないです。
保険外リハビリサービスとは
保険外リハビリサービスとは介護保険や医療保険などの公的サービスを一切使用せず利用者様の10割負担で行うリハビリサービスです。社会保障費の抑制により十分なリハビリを受けられない方でもこの方法であれば満足いくまで受けられることができるサービスです。また、一回当たりのリハビリも60~120分間をマンツーマンで受けられるためリハビリ時間も十分に確保することができます。
脳梗塞リハビリSSP高松とは
全国的に保険外リハビリサービスが増えている中、高松市でも脳梗塞特化型リハビリ事業所が高松市桜町にオープンいたしました。ここでは、保険サービスでは物足りない方や年齢によって介護保険などを利用できない方など様々な方がご利用いただけるリハビリサービスを提供しております。機能回復から職業復帰に向けてた訓練など目標達成に向けてとことんリハビリを行う事ができます。
大阪など他県の保険外リハビリ施設に行かれたこともある方からは、「ついに高松にもできたんだね。期待しているよ」と有難いお言葉もいただきました。大阪では施設数も多く利用することが一般的になっているようです。
脳梗塞リハビリSSP高松の特徴
脳梗塞リハビリSSP高松の特徴といたしまして3つご紹介させていただきます。
-一回120分間、完全マンツーマン制のリハビリサービス
-専門リハビリ+自宅リハビリのWサポート
-経験豊富な国家資格保有者
これらにより保険内では難しいリハビリの量と質を確保することで短期的かつ集中的に改善を目指します。
SSP高松では、日常生活でのお悩みを共有させていただくことで、それぞれに合ったプランをご提供いたします。また、どれくらいの期間でどこまで改善できるかをご案内いたしますので、脳卒中の後遺症でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
香川県高松市桜町2丁目15-46 チェリータウン101
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理学療法士 井上